駿河城御前試合 「無明逆流れ」

2008年03月20日 19:14

チャンピオンRED誌で連載中の「シグルイ」の原作、南條範夫著「駿河城御前試合」は絶版になって久しいため高価で取引されていましたが,「復刊ドットコム」での要望が効いたのか,徳間書店から文庫にて新装版が発売(2005年10月)されました.



「シグルイ」の先が分かってしまうので,購入を控えていたのですが,やっぱり買ってしまいました.南條範夫著「駿河城御前試合」は,以下の十二編の物語からなる短編連作の小説です.

 ・無明逆流れ
 ・被虐の受け太刀
 ・峰打ち不殺
 ・がま剣法
 ・相打つ『獅子反敵』
 ・風車十時打ち
 ・飛竜剣敗れたり
 ・疾風陣幕突き
 ・身替り試合
 ・破幻の秘太刀
 ・無惨ト伝流
 ・剣士凡て斃る

これらはおおよそ独立した物語ですので(駿河城御前試合という舞台は共通しているが,登場人物が独立で,話の主軸が各登場人物が御前試合に至るまでの経緯になっている.ただし,最後の一編は後日談),「シグルイ」の原作になるのは「無明逆流れ」だけです.実はたったの33ページの短編小説で,「シグルイ」ではかなりの肉付けがされていることが分かります.藤木源之助と伊良子清玄の決着の行方は,駿河城御前試合を読むか,「シグルイ」の進展を待つか,個人的にはやはり後者がオススメですが,「無明逆流れ」以外の話も、劣らずなかなかですので,「駿河城御前試合」もオススメです.買ってしまうと,「無明逆流れ」も読んでしまうというジレンマはありますが・・・それに,無明逆流れの後日談もありますので.



ナナニイ

2008年03月04日 02:49

山口かつみ作バイク漫画です.作者の代表作は,『オーバーレブ』という車漫画で,こちらはかなり有名だと思います.実は『オーバーレブ』は読者だったのですがこちらは知りませんでした.バイクを購入したホンダドリーム店にたまたま置いてあったので,そこで知って買いそろえました.『オーバーレブ』が許容範囲なら,こちらの『ナナニイ』も楽しめるかと.登場するバイクは今となっては旧車に属するものが多いですが,その方が味があってよいかと.今から乗ろうとするのはちょっと難しいですけどね.ただ,5巻以降連載雑誌が変わったようで,今後どう続くのかが不透明になりました.ちゃんと最後まで続くといいんですが...



とめはねっ!

2008年02月22日 00:55

ヤングサンデーに「とめはねっ!鈴里高校書道部」というマンガが連載されています.作者は週間少年サンデーで「モンキーターン」を連載していた河合克敏氏です.書道マンガは割と珍しいジャンルだと思いますが,毎週結構楽しめています.ただ,ネタが一巡した時にどう展開して続けるのか,あるいはスパッと切りのいいところで話を収束させるのか,その辺が大事だと思います.ちなみに最近は,書の甲子園に向けて作品を準備しようとお話です.来週は篆刻ネタだとか.書の世界でもっともマニアックなのが篆刻マニアだそうですが,ほんとでしょうか...



作者違いの書道マンガつながりですと,以前モーニングに連載されていた「書きくけこ」も割とおもしろかったのですが,やはりネタが一巡した所で終わりました.若手の書家のお話で,いつも貧乏しているけれど,一本木で書に嘘はつけない男の話でしたが,ちょっと唐突な終わり方をしてしまいました.これもあって,「とめはねっ!」の方は,うまく話しをまとめてほしいものだと思っています.






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