2008年09月07日 16:33
昨年5月にGarmin nuvi360を購入して使ってきましたが,有料で地図データの更新が行われるようです.どのカーナビもそうですが,地図の更新はかなり高値に設定されており,nuvi360は2007年度版の地図(2006年の段階の情報に基づく地図)への更新に18,900円(税込)かかります.現在の地図はゼンリンの2006年度版の地図(実際の情報は2005年度の情報に基づいている)です.このまま使い続けるという方法もあると思いますが,ここ数年の間に市町村合併などで名称が大幅に変わっている箇所が多いこと,近場の高速道路関係でも道が増えてルートの選択が大きく変わってきていること(新名神高速とか),いいよネット(Garmin の国内正規代理店)が公開した新ファームウェアが更新後の地図を前提としてものとなっていることもあります.また,最近,nuvi250のファームウェアだけが更新されて,nuvi360のファームウェア更新が滞っていることもあるので,この際,別の機種も含めた買い替えも含めた検討をしてみることにしました.
ここ1年余り使ってみて感じた nuvi360 の利点・欠点は以下の通りです.

利点:
・GPSの初期位置認識までの速度が速い.
・GPSの認識精度が高い.
・ルート検索/再検索が高速.
・カスタムPOIにより自由にランドマークを設定できる.
・カスタムPOIをネットで公開している人がいる(カスタムPOIの仕様はGarmin社のGPS内臓機器で共通になっているため作りやすいし,転送のためのツールも提供されている).
・メディアプレイヤー内臓で音楽(MP3)を聞くことができる.
・音楽再生時にナビ音声が入った際に,音楽再生を一時停止し,ナビ音声を割り込みで入れてくれる.
・音楽及びナビ音声を外部出力端子から出力可能(本体スピーカを一切使わず,社内スピーカで全て代替させることができる).
・バッテリーで4〜6時間程度利用可能.
欠点:
・ランドマークが少ない.
・ランドマークのグループが少ない.
・キーボードが小さすぎて自由入力が難しい.また,表記の揺れへの対応が不十分.
・経由地が1地点しか設定できない.
・画面が小さいので広域表示を参照することが難しい(詳細表示時のスクロールが遅いので広域表示の代替としにくい).
・MP3タグ内の文字コードがiTunesと互換性がない(日本語を入れると文字化けする).
・GPSログ機能がない.
次の購入候補として以下を検討しました.基本的に地図が新しいものが検討対象です(前回カーナビ購入時に比べて,バイクにも乗るようになりましたので,バイクでも使えることも重視しています).
- ・Garmin nuvi360 (現状維持.地図だけ更新)
- 利点・欠点は上述の通り.個人的には致命的な欠点はないように思われるので,現状維持もありかも.ただ,地図更新が18,900円というのはやはりちょっと(2007年度版地図に更新ということは,実質2006年度段階のデータですし).それに最近ファームウェアの更新がnuvi250だけでnuvi360は忘れられている様子.ただ,やっぱりカスタムPOIは,色々作って公開してくれている人がいるので重要かも.
- ・Garmin nuvi250plus
- nuvi360に比べると「メディアプレイヤー機能省略」「Bluetooth機能省略」「音声出力端子省略」辺りが異なる.音声をイヤホンに(有線でもBluetoothでも)出力する手段がないのでバイクだと困りそう.
- ・Garmin zumo 550
- バイク用に設計されているので防水・防振,それに取り付けに関しては安心できる.ただ,発売が約1年前なので今回の買い替えの主たる動機でもある地図の古さは否めない(nuvi360よりはちょっと新しいかも).候補の中では最も高価.
- ・SANYO NV-SD360DT
- Webページ上に動作を見ることができる動画がありますが,非常にスムーズにスクロールするので驚きました.地図も新名神対応になっていますし,元々,SANYOのGORILLAシリーズは定評があるので第一候補かも.
- 気になる点は,防水でないこと,FMトランスミッタにナビ音声を流せないこと,設置にパーキングブレーキ接続が必要なこと,辺りでしょうか.また,GPSの感度がSiRF StarIIIチップ搭載機(nuvi360とか)に比べると良くないとのこと.後は,カスタムPOIのように,シリーズ共通の方法でランドマークを追加できればいいんですけど.いつもドライブのデータが登録できるみたいだし何とかなるのかも.
- ・SANYO NV-SD585DT / SD700DT
- SD360DTと基本部分は共通とのこと.
- SD360DTに比べて「バッテリなし」「液晶が大きい」「FM-VICS対応」部分が異なる.バッテリの有無,FM-VICSの必要性次第か.
- ・Pioneer AirNavi AVIC-T10
- 通信モジュールを付けることで渋滞情報などを利用することができるという利点があるものの,通信費用が約2000円/月(パケット量に応じて約1000円〜2000円/月だが,どうも普通に使っているだけでMAXになる模様)かかるのが欠点.前機種のように地図の更新が含まれるなら検討する気にもなるが,現行機種から地図の更新は含まれなくなった模様.通信機能なしで考えた場合,あえてこの機種を選ぶ理由がない.通信前提でサービスを展開することが予想されるので通信機能なしでの運用はリスクが大きいと思われるし.
- ・ブロードゾーン 迷WAN Value BZN-350
- IPC全国地図はゼンリンの地図に比べるとどうなんだろう?
- バイク用の専用ステー/防水ハードケースがオプションに設定されている.ここに上げた候補の中では安価(ただし,防水ハードケースが1万円以上する).GPS感度は搭載チップがSirf StarIIIなので心配なし.
- ・エディア E-100MP
- 防水対応.スペックだけ見ているとナビとしても優秀そうに見えるのだけれど,現状では初期不良とその対応がひどいらしい.
検討した結果,ナビの性能だけを考えると SANYO の GORILLA シリーズ(NV-SD360DT, 585DT, 700DT),防水のことも考えると 迷WAN Value BZN-350かエディアE-100MP辺りが候補になりそうです.





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